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新型コロナ関連

「接触8割減」どうしたら…

2020年4月16日付

■2メートル以内での会話避ける/北大教授が指摘

 厚生労働省クラスター対策班の西浦博・北海道大教授(理論疫学)の試算では、個人が接触する人数を10人から2人に減らすと2週間程度で新規感染者が抑制され、1カ月ほどで効果が確認できるとされます。この場合の接触とは、一般的に「手を伸ばせば届く2メートル以内の距離で会話をするようなケースを想定してほしい」(西浦教授)としています。

 例えば、会った人全員と2メートル以上の距離を維持できれば、数時間、屋外を歩いても感染リスクは低くなります。一方で、外出や会話の時間を8割減らしても、接触の回数を減らしたことにはなりません。

■対面飲食、感染リスク高い

 早期収束のためには何ができるのでしょうか。西浦教授によると、まずはこれまでにクラスター(感染者集団)が形成されたナイトクラブやライブハウス、スポーツジムといった高リスクな場所に立ち寄らないことが重要です。海外では向かい合って30分食事をしただけで皿に飛沫が落ちて感染した例があり、こうした感染リスクの高い行為も避けてほしいといいます。

 屋外を間隔を空けてジョギングしたり、子どもが公園で遊んだりしても感染リスクは低いですが、ジョギング仲間と飲食したり、母親同士がランチをしたりするのは危険です。

 手すりなどを介した接触感染にも注意する必要があります。電車の利用もリスクが高く、社員ごとに出勤日や電車に乗る時間をずらすのが効果的と説明しています。

 西浦教授は「例えば商店街の屋外を歩いてもリスクは低いが、油断して喫茶店に入り、話し込むのは危ない。高リスクな行為から、めりはりを付けて減らしてほしい」としています。