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新型コロナ関連

イベントが中止・延期に

2020年4月22日付

■払い戻しを求めなければチケット購入者に税優遇

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの文化芸術やスポーツイベントが中止や延期を余儀なくされています。

 これらのイベントについて、文化庁とスポーツ庁はチケットの払い戻しをしなかった人を対象に、購入額を寄付とみなして寄付金控除を受けられる制度を新設します。チケット購入者の負担を抑えるとともに、イベントの中止などで業績が悪化している事業者の手元に資金を残りやすくして、経営悪化を防ぐ狙いがあります。

 税優遇は、2020年2月から21年1月末までの間に日本国内で中止や延期、無観客開催など規模を縮小したイベントを幅広く対象とする予定。今後、主催者の申請に基づいて文化庁とスポーツ庁が対象を指定し、両庁のホームページに順次掲載されます。

 この制度によって税優遇の対象となるチケットの購入金額は、1人当たり年間20万円までです。

 具体的な手続きとしては、購入者がイベントの主催者に払い戻しを受けない旨を連絡。主催者などから税優遇の対象イベントであることを示す書類と、払い戻しを放棄したことを証明する書類を入手します。それらを確定申告の際に提出することで、チケットの購入金額を寄付金として寄付金控除を受けることができます。

 両庁は税優遇のイメージとして、1万円のチケット代を払い戻さずに寄付した場合、最大4000円の減税を受けられると示しています。