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新型コロナ関連

エコバッグ 感染リスクは

2020年7月4日付

■専門家「気にし過ぎは不要」/科学的な証拠見当たらず

 1日からのプラスチック製レジ袋の有料化に伴い、エコバッグ利用者がさらに増えることが見込まれていますが、買い物でのバッグ持参に感染リスクはあるのでしょうか。環境省や厚生労働省、専門家からは「エコバッグとレジ袋のどちらが清潔だという根拠はなく、気にし過ぎは良くない」と、過剰な心配は不要と訴えています。

■手洗い、消毒の徹底が大事

 環境省は「エコバッグの使用が感染拡大を引き起こすという科学的な証拠は見当たらない」との見解を表明。その上で、「エコバッグ、レジ袋のいずれかにかかわらず、感染を予防するために、一番大事なのは手洗い、消毒。そして手を洗うまでは自身の口や鼻に触れないようにすることが最も大事だ」と説明しています。

 厚労省も「エコバッグはいつも使っているかばんや衣類と同じ。気にし過ぎると日常生活ができなくなってしまう」と説明。自分だけが触れるなら感染リスクは考えにくく、業界団体などのガイドラインに基づき、スーパーなどでの袋詰めは消費者自身が行うよう勧めています。

 東京医療保健大学大学院の菅原えりさ教授(感染制御学)は「エコバッグだけを気にしても意味がない。確かにレジ袋は清潔な印象だが、店員が触れており、リスクが低いという根拠はない」と過剰反応を戒め、「3密の回避や手洗いなどを徹底すべきだ」と呼び掛けています。