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新型コロナ関連

ペットから人にうつる?

2020年5月5日付

「可能性限りなく低い」(東京都獣医師会)

犬の散歩は“密集”避けて 動物に接触後、手洗いを

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、人からペット、ペットから人への感染を心配する人も少なくないでしょう。

 厚生労働省によると、人から犬や猫に感染したと考えられる事例が海外では数例報告されていますが、「これまでのところ、ペットから人に感染した事例は報告されていない」といいます。

 東京都獣医師会は飼い主向けに公表したQ&Aで「ヒトからペットに感染した(ペットからウイルスが検出された)としても、さらにペットがヒトに病気をうつす可能性は限りなく低いだろうと、世界中の多くの専門家も含めて考えています」と指摘し、「飼い主が新型コロナウイルスに感染しないことがペットを守るためにも大事」と強調しています。

 さらに、外出自粛が求められる中での、犬の散歩や短時間の運動については、「続けて構わない」との認識を表明しています。ただ、人や犬が多く集まる公園やドッグランなどの利用は避け、必ず引き綱(リード)をつなぐよう奨励。「人混みを避けたルートを選び、飼い主同士の立ち話は避け、通行人や他の動物とは1・8㍍程度の距離を保つようにしましょう」と呼び掛けています。

 また、厚労省は、動物由来感染症を予防するためにも、動物との過度な接触は控えるとともに、普段から動物に接触した後は、手洗いやアルコールでの消毒を行うよう促しています。

 なお、犬を飼育している人は、狂犬病予防法に基づき、毎年4月1日~6月30日までの期間で予防注射を受けさせなければなりませんが、厚労省は「感染症のまん延防止の観点から7月以降に受けることも可能とする方向で検討を進めている」と発表しています。