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新型コロナ関連

マスク供給の状況は

2020年4月7日付

■増産も医療機関など優先

経済産業省によると、国内メーカーは24時間態勢で通常の3倍の増産を続けており、3月は輸入を含め6億枚超の供給量を確保し、4月は7億枚超の供給が見込まれます。それでも店頭でマスクを見掛けないのはなぜでしょうか。需要の増大のほかに、生産・輸入されたマスクの全てが店頭に並ばないという事情があります。

厚生労働省マスク等物資対策班の担当者は「医療機関や高齢者向け施設、公共交通機関などマスクを優先的に必要としている所が多く、店頭販売に回るマスクは限られてしまう」と説明しています。

■来週以降に布製を1住所2枚配布

安倍晋三首相は1日、全国の医療機関に「先月中に1500万枚のサージカルマスクを配布した」とし、5日からの週には「さらに追加で1500万枚を配布する」と表明。高齢者施設、障がい者施設、全国の小中学校向けには、再利用可能な布マスクを順次配布していくとしています。

布マスクは広く国民にも配られます。全国5000万余の全世帯を対象に、日本郵政の全住所配布のシステムを活用して、1住所当たり2枚ずつ配布されます。12日からの週以降、感染者数が多い都道府県から、順次、配布が始まります。なお、2世帯住宅など一つの住所に複数の世帯が入居するケースでは追加を検討するとしています。

マスクは、一般の人が新型コロナウイルスの感染予防目的で着用しても効果は大きくないものの、周囲に感染させる可能性は低くなるとされています。感染源となる咳やくしゃみなどの飛沫の拡散が抑制されるからです。同時に、アルコール入りの手指消毒剤やせっけんと水で手をこまめに洗うことも重要です。

なお、米疾病対策センター(CDC)は、市民が外出する際に布製マスクを着用することを奨励しています。