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新型コロナ関連

受診・検査の体制は・・・

2020年7月9日付

■各地にPCRセンター/医師会と連携し整備 診療所からの紹介可能

 新型コロナウイルスの感染が広がった今年の春、感染の有無を調べるPCR検査をなかなか受けられないといった声が上がっていましたが、現在の検査体制はどうなっているでしょうか。

受診・検査のイメージ
受診・検査のイメージ

 各地の自治体では、地域の医師会などと連携し、保健所(帰国者・接触者相談センター)を介さなくても、かかりつけ医や地域の診療所からの紹介で直接、感染疑いの人を受け付けるPCR検査センター(地域外来・検査センター)の設置が進められています。7月1日時点で、全国224カ所に設置済みです。

 PCR検査センターでは主に、検体となる鼻の奥の粘液か唾液の採取を実施。検体は、民間検査機関に運ばれ、陽性か陰性かが判定されます。検査方法などは地域によって異なります。

 従来は、感染したかもしれないと思う人は、主に保健所に設けられている「帰国者・接触者相談センター」に相談し、そこでの判断を経て検査を受ける流れでした。現在は、相談センターを通じた流れに加え、かかりつけ医などに感染が疑われると判断された場合、紹介されたPCR検査センターで検査を受ける新しい流れも設けられました。

 感染拡大が顕著だった都市部などでは、相談センターの業務を担う保健所に負担が集中したため、検査を受けられない事態が発生。こうした状況を踏まえ、かかりつけ医や地域の診療所からスムーズに検査につなげるため、厚生労働省は4月15日、都道府県への事務連絡で、PCR検査センターの運営を地域の医師会などに委託できることを通知していました。

■公明、設置支援を推進

 公明党は4月27日の衆院本会議の代表質問で、PCR検査センターの設置を進める自治体の動きを踏まえ、国が設置や運営などへの支援を通じて、可能な限り多くの地域で実施できるようにすべきと主張。2020年度第2次補正予算には、検査センターの設置を推進するための支援が盛り込まれました。