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新型コロナ関連

困窮学生への10万円給付「LINE」で申請OK/準備できた学校から順次、手続きスタート

2020年5月25日付

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経済的に困窮する学生を支援するため、1人当たり10万円または20万円を支給する「学生支援緊急給付金」――。受給のため学生が行う申請手続きについて文部科学省は、無料通信アプリ「LINE」を活用してスマートフォンで容易に申請できるシステムを構築し、22日に各大学などに向けて事務連絡を出した。

 公明党が強力に推進した同給付金は、国公私立の大学や短大、高専、専門学校の学生約43万人(大学院生や日本に住民票のある外国人留学生も含む)に支給される。各学校で学生の申請を集約し、リストの提出を受けた日本学生支援機構が学生に給付金を振り込む形を取っているが、多くの学生が通学が難しくなっている。このため、広く使われているLINEで迅速・容易に申請できるようにした。

 学校ごとにQRコードなどが発行され、それを学生がスマートフォンのカメラで読み取ることで、LINE上の申請ページが現れて、必要事項の入力、学生証や必要書類の写真のアップロードなどをすれば申請できる。

 同省は学生向けの案内動画をユーチューブで配信しており、学校側に対し、各校のQRコードなどと共に所属学生に周知するよう呼び掛けている。申請の受け付けは、準備が整った学校から、順次、スタートする。

 公明党は、困窮学生が厳しい状況に直面していることを踏まえ、容易な手続きで迅速に直接給付を行うよう他党に先駆けて提案。15日の衆院文科委員会では浮島智子氏が、LINEの活用を訴えていた。

 なお、この仕組みに対応するかどうかは、各学校が判断する。