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新型コロナ関連

夏の換気 注意点は

2020年5月22日付

■エアコンの空気入れ替えず/1時間に5~10分は窓開ける

政府は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止へ、室内の小まめな換気を呼び掛けていますが、暑くなる中での注意点として、「ほとんどのエアコンでは換気できない」ということが挙げられます。

空気調和・衛生工学会と日本建築学会は、同感染症制御における「換気」に関する緊急会長談話で「通常の家庭用エアコンやパッケージエアコンは空気を循環させるだけで、換気を行っていない。エアコンをONにしたから大丈夫という訳ではない」との見解を表明。

さらに、空気清浄機についても、一般的なものでは「通過する空気量が換気量に比較して少ないことから部屋全体に対して新型コロナウイルス対策に充分効果があるかどうかは不明」としています。

では、家の換気はどうしたらいいのでしょうか。最も一般的なのは窓を開けることです。空調機器大手のダイキン工業株式会社はホームページで「目安は1時間に5~10分程度と言われている」とした上で「2時間で1回10分の換気をするよりも、1時間に5分の換気を2回する方が換気の効果は高くなる」と指摘しています。

■扇風機活用も効果的

さらに「1カ所の窓だけでなく、2カ所の窓を開けることで空気の通り道ができて効率的な換気ができる。二つの窓は対角線上にあるとさらに効率的だ」と説明し、窓が一つしかない場合は「部屋のドアを開けて、扇風機などを窓の外に向けて設置すると効果的だ」としています。