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新型コロナ関連

妊娠中で感染が不安

2020年4月29日付

■「過度な心配いらない」(厚労省)/きょうから連休中の相談窓口開設

 新型コロナウイルス感染症が妊婦や胎児に与える影響はどうなのでしょうか。厚生労働省は、妊婦について「経過や重症度は妊娠していない方と変わらない」と指摘し、胎児についても「異常や死産、流産を起こしやすいという報告はありません」としています。従って、「妊娠中でも過度な心配はいりません」との見解を示しています。

 ただ、一般的に妊婦が肺炎にかかった場合、重症化する可能性があるとして、こまめな手洗いや「3密」(密閉・密集・密接)を避けることなどを呼び掛けています。また、妊婦健診で感染が拡大することがないよう、自身や家族に感染の疑いがある場合は、早めに、かかりつけの産婦人科医と相談してください。

 大型連休中は休診となる産科医療機関が多くなる中で、妊産婦や乳児を抱える保護者の不安にしっかりと向き合っていくことは重要です。

 そこで厚労省はきょう29日から5月6日まで、「新型コロナウイルスに関する妊産婦等臨時相談ダイヤル」を開設。「感染が不安になり、今後の妊娠生活に不安を感じる」「次回の健診まで日が空いており、赤ちゃんに問題がないか不安」「自粛生活が続き、母乳が出づらくなっているのでは」といった相談に助産師が対応してくれます。

妊産婦など向け臨時相談ダイヤル
妊産婦など向け臨時相談ダイヤル

■“里帰り出産”断念/都内の受入先公開

 また、自身や周囲への感染リスクを避けようと、遠方の実家などに帰省して出産する“里帰り出産”を断念するケースが増えていることから、東京産婦人科医会は、都内で対応可能な医療機関のリストをホームページ【イラスト内のQRコード】に公開。リストは、地域別でまとまっており、高リスクの出産に対応可能かなども紹介しています。