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新型コロナ関連

子どものマスクは…

2020年5月27日付

■2歳未満、窒息の恐れ/学校では「常時着用望ましい」(文科省)

 日本小児科医会は、2歳未満の子どもには新型コロナウイルス対策でマスクを着けさせないよう求める声明を発表しました。

 声明によると、2歳未満は口や気道など空気の通り道が狭く、マスクを着けると呼吸がしにくくなり心臓に負担が掛かるほか、窒息のリスクが高まると強調。特に乳児は母乳やミルクを吐くことが多く、喉に詰まらせる危険性があるとしています。

 また、マスク着用によって熱がこもり熱中症のリスクも高まることや、顔色や表情の変化など体調異変への気付きが遅れる懸念も示しています。

 さらに、国内外の医学情報を基に、子どもが家庭の外で感染することは少なく、重症化も極めて少ないと分析。米疾病対策センター(CDC)も、2歳未満の子どもにマスクを着用させるべきでないとしていることを紹介しています。

 日本小児科学会もホームページで発表しているQ&Aで、マスク着用は「小さな子どもでは現実的ではない」と指摘。「子どもの患者のほとんどは、家庭内において保護者から感染しているので保護者の方が感染しないこと、感染した人から2㍍以上の距離を保つことが感染予防につながる」としています。

 一方、文部科学省は、学校において「基本的には常時マスクを着用することが望ましい」と衛生管理マニュアル(22日時点)に明記。ただ、熱中症になる可能性が高い場合は外し、換気や児童・生徒間で十分な距離を保つなどの配慮を促しています。

 体育の授業での着用は「必要ない」としています。

■幼稚園児、息苦しくないか注意

 幼稚園児については、マスク着用により息苦しくないか、教職員や保護者が注意するよう求めています。