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新型コロナ関連

心の健康維持のコツは

2020年5月29日付

毎日同時刻に起床、食事
気分の安定、体内時計がカギ

新型コロナウイルス感染拡大の防止に向け、身体的距離の確保といった「新しい生活様式」の実践が求められるなど、慣れない生活スタイルが長く続く中で、心の不調を抱えることが心配されています。日本うつ病学会は、国際学会の共同発表による提言「新型コロナウイルス感染症の世界的大流行下における、こころの健康維持のコツ」を翻訳して同学会ホームページに公表し、日常の生活リズムに気を付ける大切さを呼び掛けています。

提言では「心穏やかに過ごすために役立っている、最も重要な脳のメカニズムの一つが体内時計」と説明。その乱れにより、「うつ病や糖尿病、肥満やがんなど多岐にわたる心身の状態が悪化することも研究で示されています」と注意を喚起しています。

一方、「毎日を規則正しく過ごすように気を付けることは、ストレス下であっても体内時計を正確に働かせ、気分を安定させるためにとても役立ちます」と強調し、医学的根拠に基づいた実践のポイント「日常生活を規則的に送るための自己管理術」【図参照】を紹介。

実践のポイント例
実践のポイント例

具体的な取り組みとして、毎日決まって行う日課を設定することを挙げ、毎日、同じ時刻に起きる、一定時間を屋外で過ごすようにする、同じ時間に食事することなどを推奨しています。また、テレビ電話か音声通話などで人とコミュニケーションの機会を持つことや、夜の眠りを妨げないよう日中の昼寝は避けるか、30分以内に抑えることも呼び掛けています。