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新型コロナ関連

抗原検査

2020年5月18日付

■迅速・簡便に実施可能/確定診断にPCRと併用も

新型コロナウイルス感染症に関して、PCR検査や抗原検査、抗体検査には、どのような違いがあるのでしょうか。PCR検査と抗原検査は、現在、感染しているかを調べる一方、抗体検査は過去に感染していたかを調べます。

検査の主な違いと特徴
検査の主な違いと特徴

PCR検査と抗原検査は、検体の採取方法も基本的に同じです。鼻などの奥に綿棒を差し込み、数回こするようにして粘膜を採取します。公明党は、採取が容易でウイルス量も多いとされる唾液を使った方法を認めるよう訴えており、政府が検討しています。

PCR検査では、検体の中にあるウイルス特有の遺伝子配列を専用の装置で増幅させ、感染の有無を判定します。精度は比較的高いものの、地方衛生研究所や民間の検査機関に検体を持ち込む必要があり、判定に長時間(多くは4~6時間)かかります。

抗原検査は、ウイルス特有のタンパク質(抗原)を検出し、感染の有無を判定するもので、国産キットが13日に保険適用されました。精度はPCR検査に比べ劣るものの、その場で15~30分程度で結果が出ます。

厚生労働省は、抗原検査で陰性と判定された場合、「確定診断のため、医師の判断においてPCR検査を行う必要がある」としています。公明党は、抗原検査の早期保険適用を訴えていました。

■抗体検査、流行状況の解明に寄与

一方、抗体検査は、ウイルスに感染後、体内にできるタンパク質(抗体)を少量の血液から検出し、過去の感染歴を調べるものです。複数の検査キットがあり、数十分程度で判定できますが、精度など性能はさまざまです。感染歴を把握することで、感染者数の推計や流行状況の解明に役立つとされており、厚労省は15日、抗体検査を来月にも1万人規模で実施すると発表。感染症の流行地域とそうでない地域の複数の都道府県で実施する方針です。