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新型コロナ関連

接種の時期と流れ

2021年2月11日付

■高齢者は4月以降開始/まず医療従事者に先行実施

接種の想定スケジュールと流れ
接種の想定スケジュールと流れ

 厚生労働省は、米製薬大手ファイザー社が申請した新型コロナウイルスワクチンを15日に正式承認し、政府は17日にも接種を始める想定で調整を進めています。厚労省の資料によると、接種は大きく3グループに分けて、「医療従事者ら→高齢者→その他の人」の順で行われます。費用は無料です。接種回数は2回の見込みで、ファイザー製の場合、1回目の3週間後に2回目を接種します。

 最初に、国立病院機構などの医療従事者1万~2万人程度が対象の「先行接種」が始まります。その後は、その他の病院や診療所、薬局、訪問看護ステーションの職員、自治体でコロナ対策業務に携わる職員、感染者らを搬送する救急隊員や海上保安庁職員、自衛隊員ら370万人程度への「優先接種」となります。

 一般の人の接種を担うのは市区町村で、まず重症化リスクの高いとされる65歳以上の高齢者(1957年4月1日以前生まれ)3600万人程度を対象に、4月1日以降に始まります。高齢者施設などでも実施され、その職員も同時に接種することが可能です。

 高齢者の次は、未接種の高齢者施設職員と持病のある人を優先に、全員が対象になります。持病の例として、慢性の呼吸器の病気や、心臓病(高血圧含む)、腎臓病、肝臓病、糖尿病、血液の病気などが示されています。この中には、基準(BMI30)を超える肥満の人も含まれます。

■市区町村からクーポン届いたら予約し会場へ

 接種は、住民票がある市区町村(住所地)の医療機関や体育館などの会場で受けます。対象者には、市区町村から案内と接種券(クーポン券)が届きます。厚労省の接種総合案内サイトなどから接種を受けられる場所を探し、電話やインターネットで予約。当日は接種券と運転免許証や保険証など本人確認書類を持って会場へ行きます。

 やむを得ない事情がある場合、接種を受ける医療機関のある市区町村に郵送などで申請して「届出済証」の交付を受けて持参すれば、住所地以外で受けられます。病院や施設に入院・入所中の人、持病のある人が主治医の下で接種する場合などは、届け出不要です。