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新型コロナ関連

消毒液、入手しにくい場合は

2020年4月23日付

■せっけんで丁寧に手洗い/食器や手すりなどには熱水、塩素系漂白剤が有効

アルコール以外の消毒方法
アルコール以外の消毒方法

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、手や指の消毒に使うエタノール(アルコールの一種)の需要が急増しています。このため、国内主要メーカーは増産に取り組み、全体で2月に前年月平均比1.8倍の約170万㍑、3月に同2倍超の約220万㍑を生産。今後も増産する予定です。

その上で、なお品薄の状態が続いていることもあり、厚生労働、経済産業両省はホームページで一般の人向けに「せっけんやハンドソープを使った丁寧な手洗いで、十分にウイルスを除去できます。さらにアルコール消毒液を使用する必要はありません」と広報しています。

また、食器や手すり、ドアノブなど身近な物の表面の消毒については「アルコールよりも、熱水や塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウムを含むもの)が有効」だと説明。「食器や箸などは80度の熱水に10分間さらす」「濃度0.05%に薄めた次亜塩素酸ナトリウム液で物を拭く」といった方法を紹介しており、これらはノロウイルスなどにも効くとしています。

物品の消毒を巡っては、経産省が15日、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)による文献調査の結果、台所・住宅用洗剤の成分である界面活性剤なども新型コロナウイルスに効く可能性があると発表しました。今後、代替ウイルスを使った検証試験が行われ、5月中旬にも有効性が確認される見通しです。

なお、医療機関や高齢者施設などに関しては、消毒用エタノールの優先供給や、代替品(高濃度エタノール)の無償配布が順次、行われます。