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新型コロナ関連

集団感染を防ぐには

2020年3月3日付

■換気悪い密集空間避ける/ジム、屋形船などで拡大例

厚労省は、新型コロナウイルス感染症の拡大を最小限に抑え、早期に終息させるには、感染した人の集団「クラスター」が次のクラスターを生み出す連鎖を断ち切ることが極めて重要だとしています【図参照】。

感染集団が拡大するイメージ
感染集団が拡大するイメージ

■「他者へ感染なし」が8割

同省によると、これまでに感染が明らかになった人の8割は、他の人に感染させていません。しかし、一部の特定の感染者が、スポーツジムやビュッフェ会場、雀荘、屋形船などで、多くの人に感染させたと疑われる事例があり、こうした感染者によってクラスターが生じているとみられています。

1人から複数に感染させた事例が報告されている場所には、▽換気が悪く▽人が密に集まって過ごすような空間▽不特定多数の人が接触する恐れが高い――という共通点があります。同省は、国民に対し、こうした場所を避けるよう注意を喚起しています。

また、イベントに関しては、主催者側に、規模の大小にかかわらず、開催の必要性について検討するよう求め、開催する場合でも「風通しの悪い空間をなるべくつくらない」などの工夫を要請しています。

こうした中、同省は2月25日、クラスターを早期に発見し、拡大防止への対応策を検討する「クラスター対策班」を設置。すでに北海道、千葉県、神奈川県、大阪府に派遣しています。