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新型コロナ関連

高齢者向け接種の見通し

2021年2月26日付

ワクチン接種と配布の流れ

■4月12日、限定的に開始/全市区町村での本格化は下旬以降

各市区町村で行われる新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け優先接種は、4月12日から順次始まります。政府が24日、当面の計画を発表しました。

それによると、高齢者向けワクチンは4月5日の週から各自治体に順次発送。政府は「どの市(区)町村で(最初の接種を)行うか、どう配分するかなどは、各都道府県に調整をお願いしたい」としています。なお、全ての市区町村にワクチンが行き渡り、接種が本格化するのは同26日の週になる見通しです。

配分される米ファイザー社のワクチンは、1箱当たり195瓶で約1000回分(最大1170回分)です。4月5日の週の発送分は計100箱(2回接種で約5万人分)。人口の多い東京、神奈川、大阪の3都府県に各4箱(同約2000人分)、それ以外の44道府県に各2箱(同約1000人分)が配分されます。

4月12日の週の発送分は計500箱(同約25万人分)。内訳は東京、神奈川、大阪の3都府県に各20箱(同約1万人分)、それ以外の44道府県には各10箱(同約5000人分)です。翌週も同様に発送されます。

河野太郎ワクチン接種担当相は24日の記者会見で「数量を限定してスタートさせ、配送システム、会場運営などの段取りを丁寧に確認しながら、徐々に拡大したい」と強調しました。

政府は現在、約4万人の医療従事者への先行接種を進めています。3月初めに他の医療従事者(500万人程度)向けのワクチンを全国に順次配布して接種を開始。4月12日から65歳以上の高齢者(約3600万人)へ対象を広げることになります。河野担当相は「4月から5月にかけて医療従事者と高齢者の接種が並行して進む可能性が大きい」としています。

ワクチン供給量の見通しについて政府は24日、450箱(最大約52万回分)を積んだ第3便が3月1日に到着予定と発表し、3月中に計2000箱(同約230万回分)余りの供給を見込んでいると表明。4月以降、ファイザー社の生産力に応じて供給量が増加していくと説明しています。