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地方政治と公明党

NPO法人スマイル
リボン理事長
菅付加代子 さん

横の“つながり”心強い

「公明新聞」2019年2月2日付

課題解決へ「勇気をもらった」

 公明党とは、難病支援の分野で15年以上、“二人三脚”の取り組みを進めてきた。その中で感じたのは、地方から国、そして全国に広がるネットワークの力だ。

 私は、HTLV―1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)への感染が原因で、歩行障害などを引き起こす脊髄症(HAM)を30代のころに発症し、2003年に自ら患者会を立ち上げた。

 HAMの難病指定をめざす中で、地元の公明議員と出会い、すぐに国会議員と直接話す機会を設けてもらった。国と地方の連携が極めて緊密で迅速なことに驚くとともに、話を聞いた国会議員が「(難病指定を)絶対に実現させましょう」と力強く応える姿に勇気をもらったことを覚えている。

 その後、08年には公明議員の尽力でHAMの難病指定が実現し、現在もHTLV―1の撲滅に向けた支援に取り組んでくれている。

 公明党のネットワークは地方から国への“縦”のつながりだけではない。HTLV―1への対策が進む中で、ウイルスの感染者が首都圏に増加していることを知った東京の公明議員が視察に訪れたことがあった。その議員の主導で、東京でもHTLV―1の周知、啓発を促すシンポジウムの開催などを実現することができた。

 公明党の地方議員は、約3000人のネットワークを生かし、一地方や自治体の取り組みを、自身の地域の課題と照らし合わせ、解決への糸口にしている。この全国に広がる公明党の“横”のつながりも大きな強みだ。

 国政の中心が経済や安全保障などの問題に置かれているという印象を受けるが、公明党が福祉や医療の分野にしっかりと目を向け、力を発揮してくれている。

 そこには、弱い立場の人に尽くすという思いで、小さな声に誠実に耳を傾ける「福祉の党」としての理念がある。また、その小さな声を聞く役目を地域に根差した地方議員が担っていることを、よく理解している。

 今後も、福祉の党、ネットワーク政党としての良さを生かし、地方や国の政治を引っ張っていってほしい。