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杉久武 党青年委員会副委員長 流

スマホ時代の家計管理術

2021.2.12

 日々の生活の中で、お金は必ず使うもの。意識しないといつの間にか使い過ぎてしまい、家計簿を付けて管理しよう!と思っても、何から手を付ければいいかわからないこともあります。そこで今回は、公認会計士として、さまざまな企業の会計監査をしてきた杉久武議員に簡単にできる家計管理術を聞きました。

家計はシンプルに考えよう!

 ――ICカードやバーコード決済など、現金を持ち歩かなくても簡単に買い物ができます。最近ではクレジットカードで光熱費も払えるようになりましたが、それぞれ何にどのくらい使ったのか覚えていなくて、さっき、カードの支払い明細を見て、びっくりしました。今月はもう、カツカツです。どうやって家計の管理をしたらいいのでしょうか。

 それは辛いですね。でも、支払い額を知ることは、家計管理の第一歩です。クレジットカードなどのキャッシュレス決済は、とても便利です。私も用途に合わせて数種類のカードを持っていますが、お金の使い過ぎには気を付けなければいけません。そのためには、自分が日々、何にいくら使ったのかを把握することが大切です。

 家計はシンプルに固定費と変動費の2つに分けて考えるようにしましょう。固定費は、主に家賃や住宅ローン、スマホやネットなどの通信費などがあります。変動費は、光熱費や食費、交際費などのその時々によって発生する費用のことです。固定費は簡単に減らせませんが、変動費は定期的に見直すと、生活の傾向が見え、無駄遣いを減らせます。

家計簿アプリで自動的に予算管理!

 ――家計の管理と聞くと、計算がややこしそうで大変なイメージがあります。杉議員は、どうやって家計の管理をしていますか?

 私はこの20年間、毎日、家計簿を付けています。そのおかげか、財布の中の小銭の枚数まで自然に覚えています。家計簿は毎日、全てのお金の動きを記録しないと意味がありませんが、お財布の中だけでなく、月々の引き落としや分割払い、ネット通販にまで気を配ることは大変です。

 ――杉議員でも、大変だと感じるのですね。ずぼらな私でもできる革新的な方法はないのでしょうか。

 最近では、これまで付けてきた家計簿に加え、誰でも簡単に使えるスマホの家計簿アプリを活用しています。買い物などをした後にレシートをスマホで読み取ると、何をいくらで買ったのか、アプリが自動的に記録してくれます。そして、このアプリに銀行口座やキャッシュレス決済の情報をつなげれば、月々の給与や自動引き落としなどもアプリで一括チェックできます。実際に私もアプリを活用し、日々のお金の管理は1日5分程度になりました。

 ――1日、たったの5分でいいんですか!

 便利な世の中になりました。また、忙しい中でも家計簿を付けることが苦しくならないように、品目は、ざっくりと記録します。スーパーで食材と一緒に日用品を買ったとしても、慣れるまでは何を買ったかではなくどこで買ったかだけを記録してもいいと思います。

ポイ活は賢く利用!

 ――最近では、買い物で発生するポイント還元をうまく活用するポイ活が広まってきました。町中を歩いたりネット検索をしていると、そこら中でポイントがたまる気がします。効率的にためるためにはどうしたらいいですか?

 ポイ活を始める前に、何のためにためるのか目的を明確にしておくことが大事です。ポイント集めは家計を楽にするための手段です。ポイ活のために、自分にとって必要のないものを浪費しては意味がありません。

 ――確かにそうですね。危うく、また無駄なものを買ってしまうところでした。

 その上で、コツは、気付いたら勝手にたまっている状態にすることです。固定費であれば、生活に必要で、毎月支払いが発生します。例えば、携帯会社のカードで通信費を支払えば、勝手にポイントがたまり、スマホを買い替えるときにそのポイントを活用できます。

 また、変動費においても、いつも行くスーパーで専用のカードを作れば、お得にポイントをためられます。家計簿アプリがあれば、カードの枚数が増えても支出を管理しやすく、よりポイント還元率が高いカードを使えます。

お金の使い道に優先順位をつけよう!

杉05

 ――私も、まずは、アプリをダウンロードして、自分の家計を見直してみます。家計が把握できるようになってきたら、次に行うべきことは何でしょうか?

 自分の生活や買い物の傾向が分かるようになってきたら、お金の使い道に優先順位をつけていきましょう。一口に節約すると言っても、趣味や家族などに掛けるお金を減らせば、大きなストレスになってしまうこともあります。家計管理をすると、自分にとって人生で本当に大切なものが何かを発見することができます。

 そして、少しでもお金をためられるようになったら、資産運用にも目を向けてみましょう。とてもお得にお金を運用できる個人型確定拠出年金(イデコ)や少額投資非課税制度のNISA(ニーサ)もあるので、興味があれば、ぜひ聞きに来て下さい。

略歴 1976年生まれ。公認会計士、税理士。米国公認会計士試験合格。参院議員2期(大阪選挙区)。公明党青年委員会副委員長、同国際局次長。創価大学経営学部卒。

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