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ムビむび太の映画でよのなか語るだけ

映画から見たおうち時間

若者の感染拡大防止
2021.2.24

 「おうちにいましょう!」って言われ過ぎて、何だか居心地の良くない昨今。それでも頑張って、おうちにこもって、こもり過ぎて、もう何をしたらいいかわからない!もうやることがない!と頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。
 
 そんな時は、Netflixで好評配信中の韓国発のゾンビ映画『#生きている』に登場する主人公オ・ジュヌのおうち時間をのぞいてみましょう。

【#生きている】 謎のウイルスによって人々が凶暴化してしまうゾンビパンデミックが韓国ソウル近郊で発生。部屋に引きこもり、毎日ゲームに明け暮れていたオ・ジュヌはゾンビ化していく人々の悲惨な状況を目の当たりにする。家から出られなくなってしまったオ・ジュヌは追い詰められた状況の中で生き残る方法を見つけることができるのか?(2020年公開)

 ゾンビにおびえながら部屋にこもるオ・ジュヌと、今の僕たちの置かれている状況は少し似ています。ジュヌのおうち時間は、僕たちにも参考になるかも。
 
 そこで勝手に、『#生きている』から見えてくる「オススメおうち時間」と「やりすぎおうち時間」をご紹介します。

オススメおうち時間

 SNSで使用される「#(ハッシュタグ)」が作品のタイトルに入っていることから分かる通り、この作品では「デジタル」という要素が生き抜くためのヒントとなっていきます。

 オ・ジュヌは、若い人たちがSNS上にSOSのメッセージを発信していることを知って自分も同じ行動を取ります。住所の書かれた紙を持った自分の写真を投稿して救助を待つのです。

 閉鎖的な空間で不安と焦りにかられていたオ・ジュヌでしたが、SNSの他人の発信を見てちょっぴり勇気が芽生えます。若い人たちの間に「私達はまだ生きているんだ!」「生き残るんだ!」という共通認識が芽生えていくようです。

 SNSと聞くと、最近は炎上というネガティブなイメージが多いですが、映画の中ではSNS本来のポテンシャルである「繋がる力」が強調されて描かれています。

 このように、SNSを通じて情報を得たり、他人とつながることは非常時にも役立ちそうですね。

やりすぎおうち時間

 一方でSNSとは対照的に、テレビを付けても具体的な対処を教えてくれないニュースや日々の食料にも事欠き空腹の絶頂であるオ・ジュヌを、カップラーメンをおいしそうにすするCMが襲い、イライラはどんどんつのるばかり。
 
 そんな時、大切な家族がゾンビに襲われてしまったことを知り、オ・ジュヌの怒りは爆発。テレビを蹴飛ばして、壊してしまいます。

 普段は、家族で楽しめるテレビも、この時は無駄に感情をかき乱す、不要な存在として映画では描かれているようです。

 ちなみに、映画の中では、怒りにまかせて外へ飛び出たり、隣人の部屋に忍び込み冷蔵庫から食べ物をあさります。僕たちがマネしたら大きな迷惑をかけてしまいますので、やめましょう。というか犯罪ですね。

やっぱり仲間と過ごす時間が大切

 そして、長期化してしまったおうち時間と度重なる不幸によって絶望を感じたオ・ジュヌはついに生きることを諦めてしまいます。これはもう、オススメとかやりすぎとかの話じゃありません!絶対にやめてください!

 そんなオ・ジュヌの前に、生きる希望となるキーパーソンが現れます。久しぶりに他人と交流したオ・ジュヌは生きる活力がみるみる湧き行動もアクティブに!

 共感し、共闘してくれる仲間との出会いによって人は頑張れる。これはコロナ禍を乗り越えるための一番大きなヒントかもしれません。

 以上、オ・ジュヌのおうち時間を紹介しました。参考になるものもありましたが、全く参考にならないものの方が多かったような…。

 でも日常では決してできない、やりすぎな行動を見せてくれるのも映画の醍醐味の1つです。

 映画『#生きている』を観ながら「こういうおうち時間をすごしたい!」などと空想を膨らませて楽しむのが、実は僕の一番のオススメおうち時間です。

ムビむび太

映画ライター

映像制作会社を経て、テレビ番組やYoutubeで映画紹介に携わる。年間の映画観賞本数は400本以上。

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