2020年2月17日公開


第1回

> 第2回

1. 公明新聞にやって来た!

ここが東京都新宿区にある公明新聞の入り口。公明党本部の向かいにある3階建の建物です。さっそく中に入ってみましょう!

編集室

公明新聞では全国で多くの記者が取材活動を行っています。国会や地方議会での公明党議員の活躍や政治動向を中心に取材。また政治以外でも文化・芸能・スポーツなどを専門に取材する記者もいます。編集室には全国の公明新聞記者が取材したニュースが次々と寄せられ、紙面企画の立案や原稿執筆などが行われています。日々の公明新聞の紙面を飾る素材となる原稿や写真、図表などの作成を行うところが、ここ編集室になります。

取材ネットワーク

公明新聞には"本社"のほか、全国9カ所に支局があります。支局は北海道、東北、中部、信越、関西、中国、四国、九州、沖縄に所在。それぞれ地方議会の取材や各地方版の企画・制作に取り組んでいます。こうした場所を足場にして全国津々浦々で公明党議員の奮闘を追っています。

国政の最前線を取材し速報する"現場主義の目撃者"


政治部記者に聞いてみた
金子亨記者(政治部=総務省など担当)

国会や国政の取材を担当するのが政治部です。政府の政策決定プロセスや国会論戦、公明党国会議員の発言や動きなどを取材し速報しています。また、国政において重要な法案や予算案などについては、担当の国会議員や有識者にインタビューするなどして、要点や背景、公明党の考えや対応などを伝える解説記事を書いたりもします。

インタビュー

記事を書く時に気を付けている事は何ですか?

ニュースの本質を分かりやすく書くことです。一般紙では難解なニュースでも、弊紙では"誰にでも分かりやすい"記事を書くように心掛けています。限られた時間の中ですが、取材内容を正確、丁寧にまとめることに力を注いでいます。

"誰にでも分かりやすい""とは公明党らしい判断基準ですね! 政治部記者をしていてよかったことはありますか?

2019年5月、公明党が推進した「食品ロス削減推進法」が成立しました。成立を受けた関係団体の集会を取材した時に、登壇者から「公明党は政策実現力があると言われるが、そのゆえんがよく分かった。心から感謝している」との話を伺いました。こうした政治と生活の接点の場を取材した時に公明党の凄さを実感します。また誇りに思います。

生活に根差した現場主義の公明党らしいですね!私も公明市議としての誇り胸に日々活動しています!

公明ネットワークの実績を掘り起こす"ニュースマイナー"


支局記者に聞いてみた
高橋悠斗記者(九州支局=福岡都市圏担当)

地方支局では主に、地方議会での公明党議員の活動や実績を取材します。また地方選挙や公明党が全国各地で行っている街頭演説会の様子、各地の先進事例を紹介などの報道にも取り組んでいます。自然災害が起きた時には、その支局の記者が”いの一番”に被災地に飛び込み現場取材を敢行しています。このほかにも、地方版を制作し、全国報道には出ない地域密着の情報なども掘り起こし報道しています。

インタビュー

地方取材の醍醐味は何ですか?

何と言っても地方には、その場にいなければ出会えない人々、行かなければ観れない景色、顔を合わせなければ聴けない声がたくさんあります。人口減少が加速する今の時代に、地方政治のど真ん中で闘う公明党地方議員の側で、自らも現場のリアルに身を置いて取材できるのが支局記者の醍醐味だと思います。

地方議員の活躍は、公明党の議員ネットワークの原動力とも言われますね。

これまで熊本地震や豪雨災害などの災害取材に取り組んできました。公明党の議員ネットワークは本当に強力で、被害者や被災者の心や気持ちを記事を通して伝えていくと、議員ネットワークを通じて県、国の政治にきちんと伝わっていくと実感しています。現場取材では緊迫する状況も多いのですが、公明党議員の一挙手一投足をつぶさに伝え、被災者の方々の心や気持ちを漏らすことなく記事として伝えられるよう努力しています。

公明党議員は現場第一主義がモットーとしていますが、記者さんも同じ思いなんですね。共々に頑張りましょう!

ニュース現場をカメラで切り取る"瞬間の職人技"


写真記者に聞いてみた
江田聖弘記者(写真部)

写真部では、公明新聞の紙面に掲載する写真の撮影を行っています。主に、国会議員の動きを追い、国会での委員会質問や会合風景、国会外での視察活動、インタビューなども撮影します。加えて、識者や芸能人のインタビュー写真、季節の風物詩や様々なイベントなどを写真記事として撮影もします。現場のあらゆる状況に対応できるよう多くの機材を持ち運びながら取材活動を行っています。

インタビュー

迫力のある写真がいっぱいありますね。どのようなことを心掛けて撮影していますか?

写真は一瞬が勝負です。最高の瞬間を切り取るためには、シャッターを押すまでの準備が大切です。それがあってこそ臨機応変な対応も可能になりますので、体調管理なども含めて準備は入念に行うことを心掛けています。

写真は見るだけで状況が伝わり、新聞紙面でも真っ先に目に飛び込んできます。いい写真を掲載した時に反響は大きいですか。

やはり写真への読者の反応は大きいですし、読者から反響があると私どもも嬉しいです。選挙期間中に私たちの撮った街頭演説などの写真を見て鼓舞されたなどとの読者からの声を伺うと、こちらも元気になります。

私も公明新聞の写真に多くの力をいただきました。

東京電力福島第1原発事故の後、全町避難が続いていた福島県大熊町を守っていた通称「じじい部隊」を取材した時は、読者からの反響も大きかったのですが、じじい部隊解散の時、「この写真があったから、ここまでやってこれた」と言ってもらえました。写真を通して取材対象の方にも元気を届けることができたという経験は、私の大きな財産になっています。

写真の力は偉大ですね!これからも頑張ってください!

きょうを伝えるニュース価値を決める公明新聞の"心臓部"


紙面会議

翌日の紙面構成を決める紙面会議は、その日に起こったニュースの価値を判断する重要な会議です。本社に集まったニュースを持ち寄ってそれぞれの記事の掲載面や扱いの大きさ、見出しなどを検討します。この会議で決定した内容に従って、紙面のレイアウトが制作され、新聞の紙面ができ上がります。紙面会議の様子を動画で紹介します。

インタビュー

何をしているのですか?

政治部長の千葉です。党や国会議員、地方議員の動き、そして日々のニュースを踏まえ、毎日の紙面構成を決める会議を行っています。

毎日の新聞紙面を考えるのは大変なお仕事ですね。

公明党の動きを正確に分かりやすく伝えること、そして読者のニーズに沿った紙面づくりを心掛けています。やはり、時間との勝負という側面もあり、ミスや事故なく降版時間内に紙面作成することに奮闘しています。毎日が時間との競争ですね。

2020年10月30日公開


2. 新聞のカタチになったよ

今回は、取材・作成された記事の原稿を紙面の形にレイアウトし、紙面データを作成する工程を行う「制作室」を訪問します。どんなことが行われているのでしょうか。さっそく行ってみましょう!

制作室

制作室では、編集室から送られてきた記事や写真を紙面の形にレイアウトします。この作業は「割付(わりつけ)」と呼ばれます。記事を出した記者やデスクと紙面の方向性を打ち合わせした後、レイアウト・ディスプレイ・ターミナル (LDT)と呼ばれる端末を使って新聞紙面のレイアウトを行います。レイアウトが完成したら、それを記者・デスクが確認して問題がなければ、印刷所へのデータ送信を行います。

割付(わりつけ)

新聞独自のレイアウトを生み出す割付作業。この作業工程を担う編成部記者は、記事や見出しの文字数や写真の大きさなどを計算し、紙面に適合したレイアウトを行います。新聞では限られたスペースに多くの情報を詰め込めるように、一定のルールに従って余白をあまり作らずに記事を配置します。新聞のどのページでもびっしりと記事が敷き詰められているのは編成部記者の腕の見せ所です。今では割付もコンピューター上で行いますが、長年の新聞文化が現れる作業工程となります。

情報の見せ方に手腕を発揮!"新聞文化の担い手"


編成部記者に聞いてみた
檜田康弘記者(編成部)

取材記者から出されてきた種々の素材を記事の形にまとめ、紙面に配置するのが編成部の業務となります。紙面を手に取った読者に最初に何を見せ、何を印象付けるかなどを考えて、見出しや写真の大きさなどニュースの重要度に応じて形作り、新聞の”意図”を具体的なカタチに仕上げます。また新聞の伝統的な割付技法を継承しつつも時代に合った見せ方など、創意工夫が発揮される部門でもあります。

インタビュー

割付作業で心掛けていることはなんですか?

読者の目を引くことができるかどうかが勝負です。「見やすく、読みやすく、分かりやすく」を意識しながらレイアウトしています。特に、見出しを見れば記事の概要が分かるように、注目してほしい写真や記事などの配置や文字まわりのデザインなどに力を入れています。

読者の視点を考えて工夫をされているのですね。職人さんという雰囲気がありますね。

新聞制作は時間との闘いで、締め切り直前に大きなニュースが飛び込んできて急遽、掲載記事を変更することもあります。そんな時、ぱぱっと新しい割付にし直したりするので職人っぽいですね。私も常に「より新しい情報を読者に届ける」ため、変化を想定して頭の中では変更後のパターンなども事前に考えています。また日ごろの業務でも時間を区切ったり、効率的な操作方法を調べたり、パターンを覚えたりなどして、いざという時の限られた時間内で正確かつ迅速に紙面を作れる努力をしています。

迅速に対応するために日ごろの努力が大事ということですね!

地域の誇りに燃え立つ"地方版編成のプレイメーカー"


支局記者に聞いてみた
竹原慶泰記者(関西総支局)

支局で作成している地方版は、割付作業も支局で行います。全国紙面と違って各支局の特色が現れるのが見所です。関西総支局では公明党議員の日々の活動の取材や地方版の制作に取り組んでいます。また公明党国会議員の約3分の1は関西方面選出で、国会議員の視察・調査活動も盛んです。全国版、地方版ともに取材や記事執筆の機会が多く、国政選挙時には激戦区取材に奔走する日々が続きます。

インタビュー

公明新聞電子版で読める各地の地方版を楽しみに読んでいます。

ありがとうございます!関西版では読者が読みやすいようメリハリを付けた紙面作りを心掛けています。読者の中には新聞を切り取って保存してくれている方もおられ、新聞が使われる場面を想像しながら割付を工夫しています。関西版では独自のシリーズ企画にも取り組んでいます。関西版でしか読めない“目玉企画”をぜひ読んでもらいたいです。

関西版独自の企画があるのですね!地域の特色が見える紙面は公明党らしいと思います。

関西には公明党の原点となる歴史があります。長年にわたり党勢拡大に奔走して下さった党員・支持者の皆様のおかげで今があると教わる毎日です。また、阪神・淡路大震災やJR福知山線脱線事故など、時代を画する出来事があったことから、暮らしの現場と政治が密接に関わる話題も多く、現場で多くのことを学ばせていただいております。

”常勝関西”の息吹、公明党と関西の深い歴史を感じます!今後も楽しみにしています!

画像処理で紙面を彩る”色覚のファンタジスタ”


画像部記者に聞いてみた
遠藤勇気記者(画像部)

画像部では、記者から送られてきた写真を紙面用のモノクロ画像と電子版用のカラー画像の2枚に処理します。写真をバランス良く調整し、正しく色味が出るように画像を編集しています。また、イラストや図表などもきれいに見えるよう加工し、紙面で見映えよくなるようにもします。

インタビュー

新聞のきれいな写真の裏には画像部の力があるのですね。初めて知りました。

まったく陰の仕事であまり目立つことはないのですが、とてもやりがいがあり、技術力が求められる仕事だと思います。実際に処理した画像はこんな感じです。

画像処理前画像処理後
画像処理前と画像処理後

わお!画像処理前、処理後の写真に感動しました!人知れない苦労も多いかと思います。

実際に行ったことのない現場の写真を処理しなければならないので、色味や明暗をどう表現するかについて苦労します。例えば、ホテルの会場やコンサートホールなど数種類の照明がある場所で撮った写真は黄色や赤色が混じり合っているので、違和感のないよう丁寧に処理しています。

なるほど。場所によって色が違うんですね。

カラー写真の場合、色の調整は白、黒、灰色などの無彩色を起点にします。ですので、プライベートで出掛けた時など、白い壁や白い物にどのような色の光が混ざっているのか、影は青っぽいのか黄色っぽいのかなど、気になったりします。完全に職業病ですね。(笑い)

日ごろの経験も試されるのですね。私も写真映りが気になります。いつもきれいなお肌に仕上げてもらって、ありがとうございます!(笑い)

2021年3月31日公開


第2回 <

第3回

3. スマホで読める
新聞になったよ

今回は、紙の公明新聞をスマホやパソコンでも読めるように編集作業を行う電子版編集部を訪問します。一体どんなことをやっているのでしょうか? さっそく行ってみましょう!!

電子版編集部

  • 電子版編集端末作業
  • 画像チェック
  • 映像制作
  • ウェブコンテンツ開発

電子版編集部では、印刷データの校了後に、紙面の画像データと記事、写真などの素材データを受け取って電子版用に編集し直します。見出しの配置変更や字体の置き換え、関連リンクの付与などの作業を行い、電子版で読みやすい形にするのが主な目的です。また、きちんと綺麗に表示されるかなど、品質のチェックも行っています。

電子版のシェア機能

公明新聞電子版のシェア機能は、紙面の切り抜き画像をSNSなどに送信する独特の形式を採用しています。画像をシェアするということは、その中に著作権や肖像権が含まれているということです。電子版編集部では、電子版の編集作業に合わせて、掲載されている記事、写真などの著作権、肖像権のチェックを行っています。電子版でシェアやテキスト表示ができない記事の場合は、著作権の関係になります。

複雑な政治問題を分かりやすく伝える”映像編集者”


映像制作担当者に聞いてみた
恒松耕平さん(電子版編集部)

公明新聞電子版では、公明議員と識者の対談や連載企画など、記事と連動した動画の制作を独自に行っています。制作工程は、企画の立案から始まり、構成・シナリオ作成、撮影、専用機材による編集、アニメーションの作成、公開という流れになっています。

インタビュー

最近、公明新聞に動画が見られる記事があったりして、とても分かりやすく、楽しく拝見しています。

動画には、文字や画像と比較できないほどの情報量が詰まっています。視聴者の印象にも強く残ります。記事と動画を組み合わせることで、ニュースの理解を深める一助になるよう、コンパクトで分かりやすい動画制作を心がけています。

私もスマホで動画撮影をしたりしますが、編集などを行うのは時間も掛かって大変です。ご苦労も多いのでは。

たくさんのシーンを撮影しなければならない時は、時間もかかり大変です。また、映像の力はとても大きいので、出演者の気持ちをきちんと表現し、伝えられているか日々自問しています。例えば、東日本大震災関連企画では、被災者の方に出演いただきましたが、きちんとその方の気持ちを伝えられているか心配でした。その分、できあがった作品を見て喜んでもらった時は私も感動しました。動画制作を続ける原動力になっています。

配慮することが多い一方、喜びも大きいのですね。人の心情を汲み取り伝えるというのは、私も公明党議員として大切にしています。ありがとうございました。

ニュースの新表現に挑むコンテンツ開発のパイオニア


ウェブコンテンツ開発担当者に聞いてみた
小嶺浩明さん(電子版編集部)

公明新聞電子版には、公明新聞をスマホなどでそのまま読める「電子版アプリ」のほか、電子版独自で制作・公開している「独自コンテンツ」があります。独自コンテンツの開発担当者は、公明新聞を”新しく表現する”ことを目指し、企画からデザイン、開発(コーディング)まで幅広く取り組んでいます。

インタビュー

電子版独自コンテンツやKomeSTA!は見せ方がユニークで公明新聞の意気込みを感じます。

ありがとうございます。基本的には公明新聞に掲載した記事を二次利用しているのですが、ネットコンテンツになるので、やはりネット独特の表現を付け加えたいと考えて取り組んでいます。

同じ記事でも見せ方が変われば、違う印象になります。こうしたコンテンツ開発はプログラミングの知識が必要そうで難しそうですね。

私も勉強中で、悪戦苦闘の毎日です。開発はプログラミング言語などで記述をするのですが、合わせて企画やデザインも自分たちで作成していますので、技術以外の周辺の知識・スキルも求められます。ですので、今まで全くアンテナを張っていなかった分野に挑戦したり、隙間時間などを活用して学ぶ習慣も身に付けることができました。

大変な思いをされ、作ったコンテンツは、わが子のようなものですね。

本当にそうです。読者にワクワクしてもらったり、新しさを感じてもらったりすると嬉しいです。特に、政治に縁遠いと感じている若い人たちが親しみやすいウェブコンテンツを通して、公明党や公明党議員の奮闘や心意気などを伝えていきたいです。これからも頑張ります。