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識者が語った公明党

早稲田大学名誉教授
山本武彦 氏

中国、韓国との独自の友好が政府間の関係改善を後押し

「公明新聞」2019年6月23日付
識者が語る「与党・公明党」

 北東アジアにおいて日中・日韓関係は非常に重要だ。公明党は伝統的に中国、韓国と独自の友好関係を築いており、折に触れて政府の外交をアシストしてきたことを評価している。

 例えば、民主党政権下では尖閣諸島を巡り中国との関係が急速に悪化した。しかし2012年12月に自公連立政権が再スタートすると、13年1月には山口那津男代表が訪中し、安倍晋三首相の親書を中国共産党の習近平総書記(現国家主席)に手渡して、途絶えていた政治対話の扉を開いた。これが、その後の関係改善につながったと考えている。

 また、公明党は韓国の与野党の政治家とも良好な関係にあり、17年11月の訪韓では、山口代表が文在寅大統領に日中韓首脳会談の早期開催を呼び掛け、昨年5月の開催が実現した。これらは一例だが、公明党が日中・日韓間のパイプを広げることに貢献してきたのは間違いない。

 公明党は結党以来、「平和」と「福祉」を掲げて日本の政治をリードしてきた。連立政権の参画から間もなく20年。この旗をさらに鮮明にして、与党の中で存在感を発揮することを期待している。