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識者が語った公明党

関西大学社会安全研究センター長
河田惠昭 氏

災害に備える重要性を熟知している。政治を前に進める実行力に期待

「公明新聞」2019年6月28日付
私が見た公明党

 近年、自然災害が頻発し、その脅威は認識されています。しかし、西日本豪雨の被災地・広島でさえ、今月、大雨で避難指示・勧告が発令されたのに、避難した人は少なかったのです。要するに、知識や情報だけでは人は動かないし、その情報が正確、迅速、詳細でも人々は逃げないのです。大切なことは防災を文化にし、日常生活の中に染み込ませることです。

 その点、防災・減災の重要性を認識し、党としてきちっと言ってくれるのが公明党です。公明議員は、あらゆる形で地域住民と接する機会が多く、真面目で一番勉強しています。支持者も議員が身近なので政治へのしっかりした考えを持っています。ぜひ防災を文化にする視点で動いてほしい。

 私は一貫して、事前防災から復興までを担う防災省の創設を提言しています。だが、今の日本では大胆に制度や体制を変えることが難しい。

 そこで、公明党が「復興・防災庁」の創設を求めていることが大きな意義を持ちます。想定される南海トラフ巨大地震や首都直下地震といった国難に備えて、復興・防災庁をつくり、組織を育てていくやり方も必要です。

 災害は待ってくれません。具体策を現実に前に進める政治を公明党にこそ実現してもらいたい。